深刻かつ、気軽



 ボクシングと俺、どっちが好きですか。

「ボクシングだな」

 即答された、死のう。
 ボクシングなんて、なくなればいいのに……。

「そんなことより、今度のボクシングの試合のチケットを手に入れてな。暇なら行くか」

 死ぬの中止。
 ボクシング最高です!!


 しょせん中坊な山りょ。
 さりげなくりょはひどいけど、りょだからしかたない(ぇー)
 山本は普通に感情面では中学生なのですから、これくらいのテンションの上がり下がりはありですよね!!
 好きな人の好きなものを好きになろうとしたり、おなじないしたり、隠し撮り写真を大事にしたり……そんな青春を山本には送ってほしいです(やだよそんな山本)
 消しゴムにりょの名前書いて誰にも見せないように触らせないようにしつつ、結局ツナに見つかってドン引きされる山本とかないだろ!!常識的に考えて!!(落ち着け)






 おまじない

 山本は少々天然で運動能力が高くてその辺りの男なんかよりずっと爽やかでかっこいい女の子だ。
 でも、頭はあんまりよくない。

「山本ー、ちょっと補習のときのノート貸してくれない……?」
「んー、俺もあんまとってないけど?」
「だって、一緒に補習受けたの山本だけだから、しかたない……」
「そうなのなー、がらーんとした教室に二人だけっておもしろかったよな!」
「おもしろくないよ……じゃあ、借りるよ」

 教室に帰って、俺は一ページ目を開いた。
 そして、閉じた。


「………………やっやまもと……いっいまどき、ちゅうがくせいだからって……やらないよ……」


[山本了平
 やっぱこっちなー。] 


 結局、ノートは写さずに返した。


 よく少女マンガとかで、相手の苗字と自分の苗字をひっつけて結婚した気分を味わうというのがありました。
 アレってイタイなあっと思いつつ、にょた本ならOKだなっと思います。しかし、にょた本は名前を決めていないので、笹川武ができなかったのが残念でなりません。
 武子でもいいでしょうか(マテ)
 とりあえず、他のページには、変なおまじないとか、お呪いの域に達しちゃってるブツがあったので、ツナ正解。
 がんばれ、恋する乙女!!(現実をミロ)






 幸福権

「リボーン」
「どうしたツナ」
「俺、山本は幸せになる権利はあると思うんだ」
「?」
「けど、笹川先輩にも幸せになる権利あるよな」

 彼の家庭教師は黙して語らなかった。


 にょた本なのか、普通の山本なのかはご自由に!
 最初は獄寺くんでしたが、なぜかリボーンになりました。
 不思議です。
 山りょ世界に介入したかったのでしょうか。






 殺人未遂

「ツナ、ツナ、究極の愛の形って心中じゃね?」
「無理心中はただの殺人だと思う」


 何をする気だ山本。
 っと、山本の思想ってけっこう刹那的じゃないかと思い始めた迷走具合の怪しい思考を誰か止めてください。
 どうでもいい話ですが、にょた本はりょに自分の子ども生んでほしいとか考えてますが、ノーマル山りょは先輩の子ども生みたいとか思ってそうです。
 え? あくまで山りょですよ?
 男は妊娠できませんよ?
 当たり前じゃないですか。






 辻斬り予告

「ねー、山本」
「んー?」
「昨日シャマルがね」
「ああ、保険医のおっさん?」
「うん、後ろから日本刀で切られかけたんだって」
「うわ、怖いのなー。最近ここも物騒なのなー」
「…………俺は、笹川先輩の診断なんてしてないから」
「ツナ、なんのことだかわかんねえけど?」
「……山本って、嘘つくの結構うまいね、意外」

 山本はなにも言わず笑った。
 愛の告白よりも邪魔者の抹殺の方がうまい男は、フルスウィングすれば日本刀に変わるバットを磨いてる。


 月の無い夜は気をつけよう。


 キャラブック購入しました……!!
 というわけで、自重せずキャラブックネタで山りょ。
 あんな風にりょにおいかけられたら山が怒るよ、キレるよ。






 正しいおべんきょう

 大空である彼が、まず雨と霧の彼と彼女に教えなければいけないことがあった。


「えーっと、いきなり会っても押し倒さない」
「えー」
「えー」
「えー、じゃありません!」
「じゃ、あキスは」
「だめです、女の子なら慎みなさい」
「なら、舐めるのは?」
「だめです、前提が間違えってます」
「じゃあ……」
「なら……」


「……えーと、10年後のお兄さんの拳はリアルに頭が吹き飛ぶそうです。我慢しましょう」


「はっはーい」
「はっはーい」


 某様の影響で山りょがすきなのですが、実はどくりょも好きなので、今週のジャンプの展開には興奮が止まりませんでした。
 どくりょかわいいよどくりょ。
 しかし、私には絶対に書けません……ぐぬううう……。
 でも、絶対一方通行だよ。山りょも一方通行ですが。
 髑髏ちゃんは自分でアピールするタイプでもなさそうですし、その前にアピールしてもりょは気づいてくれなさそうですし。
 
 いやはやしかし、なんだか普通に山りょどくりょ書くより、にょた本と髑髏くんというなぜか性別転換した方が楽しそうな気がしてきました。
 やばい、思考回路マジやばい。迷走しすぎ。
 髑髏くんは「あの人の子どもが産みたい……」とか危険な思考にぶっ飛んでそうです。男は同士では子どもはできません><
 ツナ、ツナ、にょた本と髑髏くんにまず性教育の授業をするんだ!!







 お付き合いの順序

 先輩、手、繋ぎませんか?
なぜだ?
 なぜだって……嫌ですか?
む、別に嫌ではないぞ。
 じゃあ、繋ぎましょう。
よし、では手を出せ。
 はい。
震えてるぞ。
 寒いんです。だから、できるだけ強く握ってください。
ああ。
 ……先輩、あの。
なんだ?
 俺、ずっと、中学生の頃から言いたかったことがあるんです。
ずいぶんと長いな。
 ええ、ずっと、言えなかったんです。
そうなのか。
 そうです。聞いてくれます?
うむ、俺はいつでも極限に聞くぞ!
 ありがとうございます。えっと、その。
うむ。
 好きです。
そうか。
 そうです。
それで?
 あ、いや、それだけです。というか、先輩こそ、それだけですか?
なにかおかしいか?
 別におかしくないですけどー、えーっと、じゃあ、俺と付き合いませんか?
なぜだ?
 なぜだって……先輩、俺のこと嫌いですか?
いや?
 ああ、じゃあ、付き合いましょう。嫌いじゃないのに手を繋いだら家族以外は付き合わないといけないんです。
おお、そうなのか、初めて知ったぞ。
 俺も始めて考えました。というわけで付き合いましょう。


「というわけで、俺と先輩付き合うことになったのな!!」
「もう、随所のツッコミはやめて、本当のツッコミどころもおいといて、もう学校卒業したんだから、先輩やめれば?」
「だよな。ステップアップして、笹川さんって呼ぶことにする」
「それ、できてるの?」


 山りょって、10年後くらいにこんな感じで付き合うんじゃないのかって妄想したら、私だけ萌えました。
 あくまで私だけです。他はおいてけぼり。
 というか、やまもーは10年後くらいには結構嘘吐きになってると重います。というか、山本って実は結構嘘つきなんじゃないかと疑ってもみてます。
 あの笑顔で嘘つかれたら最強だなっとボツボツ思ってみたり。あの笑顔じゃあ、まったくヘタクソでも、信じるべきですよね。
 そして、ツナ、ツッコミ放棄。
 もう10年もツッコミやってたら疲れました。好き放題してくださいって感じで。
 手、つないだのは始めてだけど、キスはもうしてると更に萌えます。というか、某神を見て萌えました恋する→10年後→キス→手をつなぐ→10年→やっとゴールくらいのすごいアレなペースだと激しく萌えます。
 管理人はすごく童話に置き換えるのが好きなんですが、山りょはきっと、猟師を切り殺しても狼の腹の中にいたい赤頭巾ちゃんじゃないかとフツフツ。






 無意味な逃亡

「ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい。俺は貴方が好きなんです。それも先輩後輩だとか友情だとか仲間だとかそんなキレイなものなんかじゃ全然ない、醜く穢れた意味で貴方が好きなんです。
 つまり、俺は貴方に欲情してしまったんです。
 こんな汚い俺なんか貴方は見たくもないですよね。ごめんなさい。でも、言わずにはいられないんです。
 ごめんなさい、貴方が好きです。貴方を抱きたい、貴方をむちゃくちゃにしてやりたい、貴方を手に入れて、俺だけのものにしたい。
 もう、どうしようもないんです。貴方が好きで好きでたまりません。
 ああ、もう、俺、頭悪いからなに言ってるかわからなくなってきました。支離滅裂です。
 今、すっげえ恥ずかしくなってきた。苦しい、貴方の顔を見るのが怖い。
 ごめんなさい、俺は」



「逃げます」



 笹川了平という人は怒ったりしない。
 いや、怒るには怒るが、その感情に値があるとすればその振り分けがとてつもなく少ないのだ。
 けれど、その笹川了平は怒っていた。とんでもなく怒っていた。これだけ怒ることは人生でもそうそうないというほどだ。
 誰もが思わず了平に笑って挨拶しようとした瞬間、顔をこわばらせ道を開ける。モーゼのごとく割れていく人の波の先、彼はきょとんっと驚いた顔をしてしばらく了平を見つめ、ぴんっときたようにうなずくと、全力で走りだした。
 了平は追いかけた。
 彼の足は速く、炎を使った推進力はそれはもう、本当に、比喩ではなく目にも留まらぬ速さと言ってよかっただろう。しかし、場所が悪かった。狭い室内の上、人の多い廊下ではその速さは小回りが利かずむしろ、足かせになってしまったのだ。
 対する了平は雰囲気だけで人並みをかき分けるし、足もかなり速かった。
 とうとう彼は捕まって、怒り過ぎて逆に無表情に、冷静な声音の了平に問い詰められる。

「山本はどこだ」
「しっしりません!」

 首をぶんぶんっと激しく横に振れば、了平はあっさりと手を離す。

「いったい、どうしたんですか?」

 もう半分以上感づいていたが、聞かずにはいられなかった。
 了平は、少し困ったような顔で立ち止まり、似合わない悩む仕草を見せる。とにかく、動いてみたものの、なにをするか決めていなかった。そんな表情だ。
 そして、そんなことは了平にとってあたりまえのことだった。

「山本が逃げた。俺は捕まえる」

 明瞭にして簡潔な答えだった。
 これ以上ふさわしい答えはないだろう。
 彼は納得して、送り出す。途中

「山本の逃げ場なんて少ないですよ」

 と助言して。
 了平はきちんと頭を一度下げて歩き出した。
 人波が、また割れて歩いていく。
 山本がいったいなにをしたかはわからないが、とにかく、彼はご愁傷様としかいいようがなかった。


 逃げる山本、追う了というのを書いてみたくて衝動的に。
 山本は、乙女のごとく真っ赤に染まった顔を両手で覆って逃げました(キモ)
 了は言ってる意味がわからず、しばらく呆然として、なんかむかついたので追ってます。なんでむかついたのかもいまいちわかっていません。
 たぶん、追いついたらなにを怒っているか忘れてます。
 そして、とりあえず「男子たるもの逃げるとは」とか訳のわからない説教されます。山本は説教の間中、なぜか幸せそうでした。
 お前ら、つきあっちゃえよ(なんでさ!!)
 つまり、あれです。山本の一世一代の告白は流されました。






 沢田綱吉の懺悔


「この前、一年生が「笹川先輩ってかわいいよなー」って言った時、バットを持った山本がふらふらついていったのを見てとめませんでした。
 山本の勘違いだとはわかっていたんですが、俺にとってはすごく重要だったんです」


 恋する男の子って不思議☆(不思議じゃすまねえ!!)
 ライバル潰しには余念がありません。
 ツナのCPでは骸→ツナ→京子とか、骸→ツナ京とかが好きですね。ツナ獄とかも好きですが。
 山本は、現在山りょが最高すぎてやばいです。
 なんだか、山本の居場所をやっと見つけた気分というか。
 今まで間男山獄とか、横恋慕山スクしか考えたことなかったのに。
 ありがとう山りょ。
 ありがとう某様。
 貴方のおかげで山本にも帰る場所ができました。






 棺桶に愛を

 この恋を、墓場まで持っていくには、俺は若すぎたんです。
 だけど。

「せせせせsんぱい!!」
「どうした、山本」
「す、す……」
「酢? あれは飲むと体が柔らかくなるらしいな。結構にもいいと京子が言っていた。
 飲むのか? さすが寿司屋だな」
「いや、うちは寿司屋だけど、酢はあんまり飲みません……」
「ああ、確か薄めて飲むのだったか?」
「え、どうなんでしょう俺もあんまり詳しくなくて」
「そうか、ならば俺が京子に聞いておこう」
「ちょっと待って、先輩、ちょっと言いたいことが」
「やはり、寿司屋の酢は普通に売ってるよりうまいのか?」
「え、あ、うちの酢は親父のごだわりで……」
「ほう、そうか、やはり飲むならうまい方が極限に聞きそうだ!
 できれば今度分けてくれ」
「はっはい……」

 なんだか、墓まで持っていけちゃいそうです。


 天然×天然が山りょの萌ポイント、そう思っていた時期もありました(今はなんなんだ)
 想いは伝わらないー。
 伝えたいのに伝わらない。
 山りょの本領発揮は三十路付近だと信じています。
 20年後付近に期待。
 というか、山りょはがっつりエロよりも、ちゅっちゅの方が萌えます。
 りょったんがやまもーにいつかちゅっちゅってしてあげるといいなっを理想に。
 ソレに対して、やまもーは嬉しくて泣くといいなっと。
 それで、りょったん、泣くほどイヤだったのか!! っと驚愕。
 しばらくその勘違いのまますれ違うといいです。





 エマージェンシー、エマージェンシー。
 山本の涙腺が決壊しました。
 原因はいつもの如くあの人です。お兄さんです。
 別に、山本を殴ったわけでも罵ったわけでもありません。

「スキだぞ」

 そう微笑まれただけです。
 なんだか、ハッピーエンドな言葉だけど、ここまでお流れを知ってる俺はちっともハッピーエンドではありません。
 俺の前に広がっているのは、英語の教科書。
 そして、山本が↑のセリフの少し前に言った言葉はこうでした。


「liveって、なんて意味でしたっけ」


 お兄さん、それはライクです……。
 そして、山本、それだけで泣くって、どれだけ不遇なんだろう……。
 俺もなんだか悲しくなってきて、とりあえず笑った。


 山本を少し報わせてやろうと思い、まったくできませんでした。
 微笑んで、スキと言ってもらえるだけで、幸せ。
 ↑だけ見ると、とてもステキなんですが……。






 ジャンプやばかった……

「おお、沢田!! タコヘッド!! 山本が急に鼻から血を噴出したので極限に治療しようとしたのだがよけい止まらんのだ!!」
「なにやってんだよ!!」
「とりあえずお兄さんはなれて!! 山本のうわごとが「太陽が、太陽が見えのな……」になってるから! 目が眩しいものを見る目だから!!」


 りょったんかわいいよ。りょったん。
 はぁはぁはぁ(落ち着け)
 りょったんのボックス兵器もステキだった。
 りょったん。
 もっさんもかっこよさにどきどきしちゃうよ。
 乙女モードはいっちゃうよ。
 吐息も荒くなって獄が怯えるよ!!
 やまもーはりょったん全肯定型だと信じてる。
 りょったんも白い子だからダイスキさ!!
 やばい。






 プロポーズ大失敗

「先輩!!」
「おお、山本どうした」
「おっ俺を先輩の一生のセコンドにしてください!!」



「我流がいるから間に合ってる」



「ツナー、ボックス兵器ってどう殺すのかなー」
「俺に聞かないで」


 すかるプロポーズ。
 一生俺の女房役になってくださいだと、絶対断られると学習して……。
 うちの山本は、なんでこうもライバルは即始末なんだろう……きっと、殺し屋の目をしているからだろう……。
 我流と山本は、仲が悪いといいな!
 お互い威嚇しあってるといい!!




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