「バクラ」
「はいはい、なんでしょうゾーク様」
「異教の祭りには三田というやつが部屋に押し入ってくるそうだな」
「……まあ、そうですが」
「そして、三田とやらは白い髪に赤い服に白い袋を持っているとか?」
「まあ、そうですね」
「なんだ、バクラお前三田だったのか」
「へ!?」
・盗賊王の服は赤い
・王宮に押し入った
・その時プレゼント(盗品)を袋詰めで持ってた
・神官団にあげた(ばらまいた?)
・髪は白い
「ほら」
「(そっそりゃ、俺様一部のあだ名はミニスカサンタだけど!!)」
「お前、余に仕えておきながら異教の神を崇める祭りに参加するとは……」
「え、そういう話にいくんデスカ? ちょっとそれは誤解……ぎゃー!!」
メリークリスマス★皆様。
たぶん、もっと別なものを期待していたと思いますが、うちはゾーク様を崇めているので異教の神の誕生日(死亡日)クリスマスは祝えません★
でも、皆様は楽しいクリスマスを!!
「バクラー、ゾーク、クリスマスケーキ食べる?」
「食べる」
っぽい、ぐしゃ
「ややや宿主様、ありがとう!! ありがとうございます!! 助かりましたー!!」
「なになに、そんなにケーキスキだったっけ……?
ケーキ食べたら、ネオンでも見にいこうかー」
どうやらゾーク様はクリスマスケーキで懐柔されたようです。
まあ、頭悪いのでそこまでこだわってませんから★
バクラを殴る理由がほしかっただけでしょう★
メリ−クリスマスー。
よいクリスマスを過ごせましたか?