「君は誰?」
バクラが、倒れてた。
ボロボロで、死んだみたいにぐったりしてて、動かない。
そんなバクラをそいつは、踏みつけて。
「どうしてここにいるの」
「どうしてそんな顔をしているの」
「どうして、君はバクラと一緒にいるの」
「バクラに、なにをしてるの……?」
「ねえ、バクラになにしてるの!?」
「なんでバクラは、そんなことされて黙ってるの!?」
「君は、いったいバクラのなんなの!?」
「余か?」
「余に、聞いたのか、宿主様」
「そういえば、この顔を見せるのは、初めてであったな」
「では、一応、初めまして宿主様」
「余は」
「ゾークという」
そいつは、愉しそうに微笑んだ。
僕と邪神との最悪の出会い。
「コレの、主だ」
いろはにゾークせとを描いてもらったら、ぴーんっと私の中のゾーク像が完成しました。
設定
ゾーク(書いてるうちに変わることもあります)
主に子セトに近い姿をしているが、黒髪赤目のショタ鬼畜。
本来は闇そのものであり、形や感情、性格などは存在しない。
けれど、目覚めた時に触れた人間たちを含め、現在はバクラと宿主様を内面、知識の基本にしており、性格や感情に似たものを所有している。
純粋な悪ゆえに無邪気で子供のような側面を持つためか、バクラにDVはしょっちゅう、気まぐれに甘やかしたり犯したりして傷つけるのを好む。
人の悲鳴、絶望、血と死、そして人の負の感情を好むので、宿主様をいじめるのも好き。というか、S。サディスト。皆いじめる。
セト様以外にも、王様とか、盗賊王とか、好きな姿になれるので、それを色々と有効活用中。
バクラは自分の所有物だと思っており、その支配権を握ってる。
一人称は「余」かなり偉そうに喋る。
自分の復活と、世界を闇で浸すことが主な目的。
宿主様をベースにしているため、実は甘党だったり、神であるので、人の望みを叶えようとしたりする。叶えられるかは別。
子セト姿はバクラの望みである。