1、王様が7歳、バクラが17歳です。
2、犯罪行為してます。
3、王様は自重しません。




























































 どうにもこうにも、久しぶりに会った王様は。



「王様、っつーより、お子様?」



 でした。
 久しぶりと言っても、どれくらいぶりかはわからない。
 とりあえず、俺様の年齢が17歳だから、最低でも17年待たされた。
 そして、見下ろした王様は、7歳。完全なお子様だ。ランドセルが妙に似合う。つまり、7年。
 なんとまあ、また俺様の方が待たされたというやつだ。
 前世からどうにも小さいし、童顔だからあんまり変わらないような気がするけれど、やっぱり、7歳は違うと思う。
 王様でも、子どもだったらかわいいと思う。
 そう、実は混乱した頭で考えていたら、王様はお子様と言ったことに怒ったようだった。
 俺様はやっぱり混乱していたから、慌てて屈んで王様の顔を覗き込む。
 すると、王様はあの、特有の嫌ーな予感のする笑みを浮かべていた。
 うわ、嫌な予感。

 ちゅっ

 っと、軽い音と、唇に柔らかい感触。
 混乱していて忘れていたけど、やっぱり、お子様でも、王様だった。



「別に、抵抗してもいいけどな」

 俺様に馬乗りになって笑う王様。
 かわいいはずのその顔がかっこいいと思えたから、俺様はちょっと自分でも狂ってると思う。
 なんとも、デ・ジャブな体勢。
 前世からこういう体勢好きだよなっとか思っていると、襟首をつかまれて顔を引き寄せられる。
 すっかり慣れた今の王様とのキス。
(舌も、小さい)
 そう思う余裕もできた。

「抵抗したら、泣き叫んで「バクラおにいちゃんがいきなり変なことする」って訴えるぜ?」

 ぞっとしない脅し文句に背筋が薄ら寒くなった。
 そんなことされたら、俺様の今後の人生はめちゃめちゃだ。
 せっかくやっと自分の体を手に入れて、自分で言うのもなんだけど健全な人生を歩んできていたというのに。
 王様は、もう一度軽くキスして、俺様の足の間に身を滑らす。
 小さい手がベルトを外して、ズボン下着ごと刷り下ろした。
 見下ろされた中心が、寒いのに熱くてたまらない。
(俺様、今マジ犯罪者……)
 表情に出ていたのだろう、小さく笑い声を漏らした。
 そして、触れられる。
 お子様でも、やっぱり王様としか言いようが無い指使いに意思とは反対に素直なソレが勃ちあがってしまった。せめて、声だけはださないように手で塞ぐ。前世よりずっと小さい王様は、下を触っていれば上に届かず、ただ不機嫌そうに顔をゆがめるだけだった。
 必死に声を抑えながら、王様がいきなり俺様のソレを舐め上げる。いきなりの強い刺激に足を閉じそうになりながら耐えた。
 どこで覚えたんだといいたくなるような巧みな舌使いで俺様を追い上げる王様。

「気持ちいいか……?」

 見下ろす先は、もうどう見ても俺様が犯罪者でしかない。被害者はこちらだというのに。
 ちゅうっと、先端を強く吸われわざとらしく王様の唾液と液体の混じった水音をたてる。
 それだけで、いわゆるお年頃な俺様はちょっと我慢できず涙を滲ませた。

「おうさま……も、で、ぁ……」
「早いな」

 っと、クスっと笑われる。
(仕方ねえだろ!! 俺様は性欲ほぼ0だった宿主様と違って普通の高校生なんだから!!)
 それでも、びくびく感じてしまう体が憎らしい。
 王様は片手を自分の口に持っていくと、その指を舐める。

 うわ、すごく嫌な予感がするんですが。

「大丈夫、子どもの手だぜ?」

 なにが大丈夫なのか聞く前に、唾液に塗れた指が困るところを撫でる。

「おぅさあ、やめ!!」

 悲鳴に近い声を出したが、それは受け入れられず強い痛みと異物感が侵入してきた。
 はっきり言って、子どもの小さな指でもかなり気持ち悪い。
 それなのに、王様といえばご機嫌で、中を好き勝手触ったり突いたりして俺様の反応をうかがっていた。
 前の気持ちよさと、後ろの気持ち悪さが混ざって嘔吐感を催す。それをぐっと我慢しながら口を再び二重の意味で塞いだ。もう、本当に勘弁してほしい。

「確か……」

 ここか。
 がくんっと、頭に痺れが走った。
 目尻に溜まった涙が零れ、強く噛んでしまった指がずきずきと痛む。
 さっきまで萎えかけてた前が立ち上がり、ばくばくと心臓が高鳴った。
 この体でははじめての感覚に戸惑うことしか出来ない。

「イイところは変わらないんだな」

 発見だっと呟くその顔を、子どもでなければ張り倒してやりたかった。
 睨みつければ、もう一度同じところを突かれ、声が出そうになる。
 すっかり支配者の目になった王様が恐ろしい。7歳の癖にと心の中で何度も罵りながらも抵抗できない。
 背中を反らし、感じたのは絶頂の前の震え。

「ほ、んとにい、く、お、さま……はなし……」

 息も絶え絶えに訴えても、王様の手は止まらない。
 どころか、更に強く俺様のソレを握り激しくこすった。


 ああ、やばいやばい、このままじゃ本当にやばい。だって、王様のんな小さな手で受け止めきれるわけないじゃねえか。ああ、くそ、ちくしょう!!


「ひぃ……!」

 みっともない声を上げて、俺様は絶頂を迎えた。  
 予想通り王様の小さな手では受け止め切れなかった液体は指の間から王様の顔をびしゃびしゃと汚す。
 それを満足そうに舐め取りながら、王様は笑う。

「いっぱい、出たな」

 火照る顔を抑えることができない。
 誰かいますぐ俺様を殺してください。今すぐ、本気で。
 もうなにもかもが嫌になってだらんっと倒れ伏したというのに、王様は汚れた顔を近づけて、にこっと笑って命令するのだ。

「舐めろ」

 なんで自分のモノなんて舐めなきゃ……。

「舐めないと、この顔のまま外歩くぜ?」
「舐めさせていただきます」

 ああ、自分のモノの味はすげえ苦かった。
 涙が出るほど苦かった!! 
 それでも、幸運なことに入れられるのが7歳なら指だけですむということだ。記憶の中の信じられない痛みを思い出して目を閉じる。



「早く、大きくなってヒィヒィ言わせてやるから、楽しみにしてろ」



 どうか、どうか大きくならないで。



 ロリコン王様を書いたら、ショタコンバクラを書くべきだと託宣が(おかしいおかしい)
 小さくなっても自重しない王様と、小さい王様に振り回されるバクラ。
 もう、我慢しなくていいので好き勝手されまくりです。
 これから、バクラは王様が大きくなるまでの準備に調教されまくり、道具とか7歳とは思えないようなテクや言葉でいじめられます。
 管理人が書いてて非常に楽しかったので、もしかしたら続くかも……?



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